エチオピア イルガチェフG1 チェルベサ村【浅煎り】200g
¥1,500
特徴
いちごのような甘い香り、柔らかい果実味、飲みやすい、冷めると甘みアップ
夕食後にゆっくりと味わいの変化を楽しむのもGOOD
苦味 ★☆☆☆☆
酸味 ★★★☆☆
甘み ★★★★★
コク ★★★☆☆
香り ★★★★★
生産者情報
このコーヒーはスペシャルティーコーヒー市場で不動の存在感を誇るイルガチェフェの中でも、高品質の生産地として定評のあるウォルカ・チェルベサ村からの選りすぐりの一品となります。
この輸出業者はチェルベサ村近辺で穫れるチェリーの品質に魅了され、ダンチェというチェルベサ村の小さな集落に2019年水洗工場を建設し、周りの農家と関係を構築し、独占的にウォルカ区チェルベサ村近辺からの高品質なチェリーを買い付けしています。
エチオピア イルガチェフ 品質向上1
小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。
赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)
パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。
天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。
パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。
エチオピア イルガチェフ 品質向上2
現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。
イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになり、これが品質安定しない原因です。
イルガチェフ地域は東西に分かれており、西側をオロミア族のオロミア地区、東側をゲデオ族のゲデオ地区からなります。
標高1,950mを超える山奥の水洗工場は、朝は夜は長袖が必要で、朝は霧が立ち込めるほど気温が下がります。
そのような環境下なので、日中も快適な気温ぐらいまでしか上がりません。
そのため、太陽の光を十分に浴びてゆっくりと乾燥されます。
10日~14日間丁寧に乾燥を工程をすすめることで、本来持っているチェルベサのチェリーの味が最大限まで引き出された一品となります。
品名:エチオピア イルガチェフG1 ナチュラル アラモ
産地:エチオピア中南部、南部諸民族州、ゲディオ県、ゲデブ地区、ウォルカ・チェルベサ村
生産者:チェルベサ村の小農家さん
標高:1,950 – 2,200m
品種:在来種
規格:G1
栽培 : シェードグロウン
サイズ:16up
精製:ナチュラル
完熟チェリーを手摘み、アフリカンベッドで頻繁にかき混ぜながら、2~3週間かけて天日乾燥。